久保 健二KUBO KENJI
1975年生。中学、高校、大学、実業団と23年間の陸上ライフで学んだことを活かしながら、現在ランニングクラブ「ランニング・デポ」のヘッドコーチとして活動している。走る楽しさや走る価値を伝えるとや、コミュニュケーションの場を創造すること、社会貢献を考えながら活動することにも力を入れている。
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MJ
12 10/11
こんにちは。
横浜で活動しております「ランニング・デポ」の久保です。
さてみなさま、次の文字から何を連想されますか?
どのようなイメージが湧いてきますか?
『 M 』
みなとみらい?
メッシ?(サッカー選手)
飯??
『 J 』
ジャパン?
JJモデル??
ジャパネットたかた???
おそらく物事の頭文字に当てはめることで
何らかのイメージが湧いてくると思います。
今日みなさまにイメージして欲しい M J は・・・・・
「フォーーーーっ!」
そう、みなさんご存知
KING OF POP!
マイケル・ジャクソンです!
なぜ今マイケル・ジャクソンなのか・・・
先日、私はようやく『This is it』というM Jの映画を見ました。
彼のパフォーマンスは素晴らしく、見るものを魅了します。
カラダのキレ、身のこなし、どれをとってもピカイチ!
そんな M J のダンスを踊ってみたい・・・
それがマイケル・ジャクソンへの始まりでした。
みなさんもご存知の通り、 M J のダンスは動きが速いです。
どのようにしてカラダを動かしているのかをテレビの画面で見ただけでは
なかなかコピーできません。
実際マネしてみても手足がチグハグになってしまい、頭が混乱状態です。
どこをどう動かしていいのか全くわかりません・・・・
んっ、待てよ・・・
ここで私はヒラメキました☆
走りと一緒だということを!
考えてもカラダの動かし方が分からないということは、
脳からの指令がカラダに伝わらないので動かせないのです。
ようするに、神経系のトレーニングをすることが大事だということです。
M J は神経系が発達しており、
脳の指令をカラダの隅々伝えることで
意図的に動かすことができるのだ!
そう私は考えました。
M J のダンスができるようになれば、カラダ全体の神経系が発達するのではないか?
そうすれば、意図的に走る筋肉をコントロールできたり、
使うべき筋肉を使って走れるのではないだろうか・・・
まずは、カラダの内側を感じれるようになることから!
最後に、身体を感じるというフレーズから、
私が尊敬する元スピードスケートオリンピック金メダリストの
清水宏保さんの言葉を思い出しました。
●自転車のトレーニングにて
「ペダルを漕ぐという作業で、ハムストリングスとお腹の底にある腸腰筋を鍛えたいとき、
二時間なら二時間の間漕ぎながら、ハムストリングス、腸腰筋、
ハムストリングス、腸腰筋・・・・ずっと意識をかわし続ける。
だからトレーニングというのは、身体以上に脳が疲れてくるものなのです」
そのときの動きを脳に知覚させなければならないと清水さんは言っていました。
M J が生み出すダンスには、走りのヒントがいっぱい隠されています。
よーし、特訓特訓。
フォーーっ!!
kenji☆kubo