久保 健二KUBO KENJI
1975年生。中学、高校、大学、実業団と23年間の陸上ライフで学んだことを活かしながら、現在ランニングクラブ「ランニング・デポ」のヘッドコーチとして活動している。走る楽しさや走る価値を伝えるとや、コミュニュケーションの場を創造すること、社会貢献を考えながら活動することにも力を入れている。
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My Right Foot
12 11/16
この絵、現役のときに作製した作品で、
実は私の右脚をモデルにしています。
出来上がってみたら、約2メートルほどの大きさになっていました。。。
この絵からどのようなことをお感じになるでしょう。
細胞のひとつひとつが脚全体を駆け巡り、
さまざまな意識がいろいろな形となって脚を包み込んでいるようにも見えます。
一歩を踏みしめることでエネルギーが生まれ、
脚の上部から筋繊維の細かい部分まで行き渡っているかのよう。
上に位置する丸いものは朝日か夕焼けなのか、
エネルギーから生み出された希望のようにも思えてきます。
私はずっと言い続けていることがあります。
ランナーは芸術家だと。
体を感じること。
精神の葛藤。
トレーニングにより体を作り上げていく作業。
余分な部分を削ぎ落としていく作業。
研ぎすまされた感覚の形成。
それを自らの走りで表現していくこと。
追い込むことにより筋肉を破壊し、
質のよい休みを取入れることで体が再生していく。。。
死と再生のテーマを持つこの作業。
死とは終わりではなく、次の次元に生まれ変わることができるということ。
だからこそ、みなさんは練習しただけの結果が得られるんでしょう。
走りだけではなく、精神的な面も発達しながら。
この季節、各地域でたくさんのレースが開催されます。
もう一度、目を閉じて自分の体をじっくり感じてみてください。
今自分はどういう状況なのかを。
必ずメッセージが聞こえてくるはずです。
レース前は焦ってはいけませんよ。
レースが終わった方もそう。
疲れていませんか?
体を感じて、よい方向へ修正するのが調整期間です。
みなさまの健闘をお祈りしています!!!
kenji☆kubo
ランニング・デポHP
ありがとう さようなら
12 11/09
ありがとう・さようなら ともだち
ひとつずつの笑顔 はずむ声
夏の日ざしにも 冬の空の下でも
君はまぶしく 輝いていた
ありがとう・さようなら ともだち
ともだちがついに去っていきました・・・
赤信号から青信号に変わって、ペダルを踏みこんだ瞬間に
幾度となくチェーンが外れたともだち・・・
今日は順調に進んでいるかと思った瞬間、チェーンが外れたちともだち・・・
あまりにもチェーンがゆるみ過ぎて、
カンカン、カンカンうるさかったともだち・・・
だけど、君はいっぱいの思い出をくれました。
そして、いっぱいの荷物を運んでくれました
たくさんの欠陥はあったけど、不器用な君ではあったけど、
そんな君を僕はとってもとっても大好きでした。
今日おじさんが君を連れていく後姿、なんだかとっても辛かった・・・
君と過ごした日々は、これからもずっと僕の心で生き続けます。
出会いがあれば、必ず別れがやってきます。
これを繰り返し、人は強くなっていくのだと私は思います。
ありがとう・・・・、そしてさよなら・・・・
ともだち
kenji☆kubo
ランニング・デポHP