ヨミモノ!
ジョッグ!編集局が行く!

ジョッグ!編集局が行く!

ジョッグ!編集局がリゾート型マラソン「第8回サイパンマラソン2013〜50km寛平コース、
アヘアヘ坂からの挑戦状〜」を観戦してきました。

text&photo : ジョッグ!編集局 高野正和

13 03/22 UP

南国の楽園「サイパン島」で開催された「第8回サイパンマラソン2013〜50km寛平コース、アヘアヘ坂からの挑戦状〜」行ってきました。

この大会は北マリアナ諸島での開催ですが、参加者700名はほぼ日本人。地元の人は数える程しかいません。それでも競技運営は全て現地の警察や子供たちということで、とても暖かく、ローカル感が出ている、良い意味での“ゆるーい”大会でした。

競技種目は50km・フルマラソン・ハーフマラソン・10km。

フルマラソン・50kmは午前4時半スタート。
真っ暗のなか仮設ライトがランナーを照らしています。

会場にはJ-POPと洋楽が流れ、スタート前の会場を盛り上げます。

昨年、間寛平さんプロデュースにより新設された50km。これは後半に待ち構えている急な上り坂が特徴です。一番しんどい時に急な上り坂。どこまで追い込ませるのかと思わせるコース設定ですが、登りきったところで間寛平さんが先頭となって他の芸人さんとともにおにぎりを作って待っていました!これは参加者にとってとても嬉しいサービス。一番辛いところで辛さを忘れさせてくれる応援はこの大会の大きな魅力です。

今回、ニューバランスからゲストとして参加したエリック・ワイナイナさんと徳本一善さん。
エリックさんはハーフマラソンに出場し、笑顔ですれ違うランナーさんに手を振りながら優勝していました。
一方、徳本さんは10キロの部に出場。最初から先頭を譲らず、後半は行き交うランナーさんとハイタッチ。現地の方とのハイタッチでは力負けして腕を後ろに持って行かれたそうです笑 そのまま軽快に走りきり優勝していました。ゴール後はコースに戻り、参加者さんへ沿道から声援を送っていました。小さな女の子も一生懸命走っていました。

道路脇には サイパンを大切にしたいという自治体の思いが感じられるサインがいたるところに。これもサイパンマラソンの魅力ですね。

以前、ジョッグ!ブロガーの相墨光明さんが「サイパンマラソンは優勝・入賞が狙える大会」と書いていました。細かい年代別表彰があり、「14歳以下、15−19歳、20代、30代、40代、50代、60歳以上」各優勝者(7名)、そして10キロ・ハーフマラソン・フルマラソン・50キロ(4部門)。それが男女別に表彰されます。
さらに各部門の総合6位が表彰。

延べ人数は、
年代別7カテゴリ(7) × 4部門(4) × 性別(2)=56名
総合6位(6) × 4部門(4) × 性別(2)=48名 

なんと104名が表彰される計算になります!!

因みに10キロの部で女子総合5位に入ったのはなんと9歳の女の子!?

これもローカル大会ならではのサプライズですね。会場は大きな拍手に包まれました。

なんといってもステージに上がれるというのはランナーにとっては憧れだし、海に沈む夕陽を背景に、走っていてよかった!これからも続けよう!と思わせてくれます。

走ったあとは、青い海で火照った身体を冷やすのも一つの楽しみです。
来年はマリンスポーツとセットで、こんなレジャーマラソンに参加するのもありではないでしょうか?