ライター小谷祐子の
「今日の調子はいかがですか？」vol.02

毎週末のように各地で開催されるマラソン大会。フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmと距離もさまざまです。初心者はいきなりフルマラソンでなくても、自分のレベルや目的に合わせて選ぶのがオススメです。
今回は茨城県ひたちなか市で開催された勝田マラソン、10kmの部走られた方々を直撃！なぜ10kmなの？フルマラソンへの興味は？いろいろ伺って来ました。

昭和28年に第一回大会が開催された歴史ある市民マラソン大会。年々参加者を増やしており、今年はフルマラソン、10kmの部合わせ2万人のランナーが集まりました。沿道には地元企業や地域の方々の私設エイドも充実。特産品「乾燥いも」の参加賞「完走いも」も人気。

フルはもう少し練習してから。2時間50分くらいで走りたい

「学生時代は野球をやっていました。フルマラソンは4年前に出ましたが、3時間33分で、それ以来走っていません。走れば走るほど、フルは真剣に取り組まないとって思います。1kmのインターバルはいま3分40秒くらいですが、3分30秒でできるようになりたい。会社のメンバーと出場している企業対抗駅伝で優勝するのが目標です」

ホノルルマラソンでサブ4、目指したい

「水戸に住む親戚の法事のために茨城に来るので申し込みしました。名古屋ウィメンズマラソンになる前の、名古屋シティマラソンのハーフには2005年から出ています。週末に10〜15km走ります。練習時間を取るのが大変ですが、メリハリをつけた練習をしていずれフルマラソンに出てみたい。ホノルルマラソン、行ってみたいです」

大学では陸上部に入らないけれど、走り続けます

「中高陸上部で5000mの自己ベストは15分50秒。10kmは32〜3分で走れるはずなんですけれど、部活引退後練習してなかったので…。大学では人に縛られずのびのび走り続けたい。42.195kmという長い距離の練習を、どんな風に積み上げていくのか興味あります。東京マラソンに出てみたい。地元福島のいわきサンシャインマラソンにも全国のみなさん、来て下さい！」

初レース、最後まで気持ちよく走れました

「大学のゼミ仲間と参加しました。後からキツくなるかもと抑えめで走りましたが、最後までずっと抑えめでした（笑）。どんなペース配分すればもっと速く走れるのか知りたい。高校時代に比べ体重が5〜6kg増えたので体が重い！お腹がゆれるのがわかりショック！！これを機会にランニングを続けていきたい。ひたちさくらロードレースのハーフ、出ようかな？」

フルマラソンはシーズン1回は出たい

「勝田マラソンはボランティアの応援が温かく楽しく走れました。前夜祭にも参加し、地元の食材を使ったパスタもいっぱい食べました（笑）。去年は名古屋ウィメンズで2回目のフルマラソンに参加。ツメを痛め30kmから歩いてしまいました。3月は渋谷・表参道ウィメンズランにも参加します。10kmのベスト記録47分を更新できるよう、がんばります！」

地元市民こそ参加して楽しむべき！

「去年夫が参加し、あまりに楽しそうだったので参加してみました。スポンサー企業でもある日立ハイテクノロジー勤務です。ボランティアやスタッフに知り合いがたくさんいて、地元でこんなに楽しい大会をやっていることを誇りに思いました。普段は週末に走ります。工場の周り3〜5kmなので走りやすい。たくさんのランナーが走ってますよ」

走るきっかけはダイエット。あと5〜6kg落としたい！

「体重87kgになりダイエットを決意。食べたものを書くレコーディングダイエットで10kg落ちましたが、その後減らなくなったので走り始めました。最初は1周3kmの千波湖を走るのにも精一杯。でも1年後3周走れるようになったので10kmレースに出てみました。大会ではみんなが同じゴールに向かって走るのがいいですね。市をあげて大会を支えてくれて感謝です」

育児ストレスをランニングで発散！将来は親子で走りたい

「双子の姉（恵美）に誘われ参加しました。3歳と6歳の子がいるので走るのは土日の朝30分だけ。でもランニングは育児のストレスでイライラした気持ちも発散できるし『ママでもできる』って自信がつきますね。去年は10km60分だったのが今回ベスト更新できてうれしい。子どもたちにがんばることの大切さを伝えて、将来は子どもと一緒に走りたいです」

子どもたちにチャレンジする大切さ、伝えたい

「小学校の教員やっています。普段子どもたちに『がんばれ』と伝えていますが、大人になって挑戦することってなかなかないので、そんな姿を伝えたいです。スポーツはずっとバスケットをやっていて今はコーチです。ランニングは仕事帰りに4〜5km走る感じです。筋トレもしています。記録が出るっていうつくばマラソンにいつかは出てみたいです。」

箱根駅伝に背中を押され、双子の妹と一緒に参加

「スポーツは大好きで週1回はバスケット、ジムではエアロビクスやヨガ、プールで泳いだりもしています。普段から動いているから走れます。ランニングは練習が単純だから、大会に出るって決めないと心が折れて走れない。みんながんばっているから私もがんばれます。ひたちさくらロードレースでは10km50分切ってみたい！」