ヨミモノ!
編集長が見た「ロンドン五輪体験記」vol.2

編集長が見た「ロンドン五輪体験記」vol.2

「ジョッグ!」編集長 小林 渉が体験してきた、
日本代表選手団としてのロンドンオリンピック。

text&photo : 小林 渉

12 09/05 UP

編集長が見た「ロンドン五輪体験記」vol.2

小林渉

PROFILE
株式会社クロスブレイス代表。実業団選手として駅伝等で活躍後、同社を立ち上げる。陸上選手のマネジメント業務をはじめ、エチオピア選手の日本での活動のマネジメント業務やランニング大会の企画運営、企業のPR業務、商品開発、スポーツ用品の販売代理など幅広く手がける。

こんにちは。編集長の小林です。
前回に続いて、「ロンドン五輪体験記」をお伝えしたいと思います。

第2回は、選手村での食事についてレポート出来たらと思います。

こちらがダイニングホール

まず、選手村の中で分かりやすく驚くのが、間違いなく食堂である。
とにかく広い!

まぁ、何万人の人がいつでも食事が出来るようになっているので、当たり前と言えば当たり前なのだが、実際、目にするとそれはそれはという光景である。

この食堂は、24時間いつでも開いている。
メニューは、インディア&アジアコーナー、アフリカンコーナー、ヨーロッパコーナー、イングランド(地元)コーナー、アメリカコーナーと分かれていて、もちろんどの国の人がどれでも選択して食事をすることができる。もちろん(?)、マクドナルドも入っている。
それでも結局、試合前は、みんなそれぞれ自分の国の食事に似ているものを選んで食べているように感じた。

日本選手は、やはりインディア&アジアコーナーを利用している人が多かったように思う。
(ちなみに米は長細いやつだった。)

大会2日前の夕食

そして、我々、男子マラソン組が選手村に入ったのは本番の2日前。
男子マラソンは、本番が大会の中でも後ろの方なので、正直、その頃には選手村内はなんとなくお祭りモードで、選手もリラックスしていたように思った。

そのせいで、ワイワイガヤガヤうるさいし、食事なんか関係あるかー!と、マクドナルドがやたら混んでいた。

当然、藤原は本番に向け、そんな中でも食事には細心の注意を払って食べていた。
私は、正直選手ではないし、走りもしないので、やはり安定感のあるマクドナルドが食べたい・・・が、そんなこんなでとても混んでいたので並ばずに食べられる所で、適当に選んで食べる。
3日間で勝率5割といったところ。
やはり日本の食事は最高と改めて実感したのであった。

大会前日は、やはり細長い米ではと言う事で、男子マラソンコーチ陣で日本米を炊きました。当日の朝ももちろん日本米!

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