久保 健二KUBO KENJI
1975年生。中学、高校、大学、実業団と23年間の陸上ライフで学んだことを活かしながら、現在ランニングクラブ「ランニング・デポ」のヘッドコーチとして活動している。走る楽しさや走る価値を伝えるとや、コミュニュケーションの場を創造すること、社会貢献を考えながら活動することにも力を入れている。
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レインボーローズ
13 01/18
本日のブログは、ちょっとだけ視点を変えてみます。
まずこの写真をご覧ください。
これはオランダから来日の世にも珍しいバラ、「レインボーローズ」のです。
花びら一枚一枚を違う色に染め上げた変わりモノ。
こんなたくさんもの色が混ざり合った花は見たことがありません。
花びらを1枚ずつ違う色に染めるため、茎のどの部分がどの葉なのか、
どの花びらに通じていのるかを調べあげ、
茎を複数に裂いてそれぞれ違う色の植物性特殊染料につけるそうです。
そのため、葉もさまざまな色に染まっています。
このように花の色は、作り手によって独自の色を生み出すことができるのです。
この花を見ていると、自分自身のランライフをこの花のように染め上げていきたいな、そんな風に思えてくるのです。
鮮やかで、見ているだけで楽しくなってきます。
この花の開発者もこのような色に染め上げるまでの裏には、
数々の研究や実験、失敗や苦労もあったことでしょう。
走ることも一緒ですね。
自分をよく研究し、どういった練習をすればいいのか、
コンディションの持っていき方はどうすればいいのか、
実践が成功と失敗を生み、
たくさんのことをの繰り返して経験が積まれ
独自の色に染め上げられていった結果・・・
大輪のきれいな花を咲かすことができるのでしょうね。
染め上げられた花は、誰が何と言おうと美しいに違いありません!
ちなみにこの「レインボーローズ」の花言葉は、
「奇跡」
「無限の可能性」
です!
もう少しだけ鮮やかな花をご紹介しましょう。
こちらはバラの一種、
パーティーラナンキュラ。
クリーム色の地に赤い斑がキュートに絡み合い、
可愛らしくもあり、大人っぽくもあります。
コロンとした花形とパッと明るい色に、
思わず目を奪われてしまう華やかさがありますよね。
また、花には季節というものがあります。
この季節ですと、
チューリップ、スイトピー、ヒヤシンス、パンジー
といったところでしょうか。
その中でも、種類も豊富で花持ちも良いチューリップ。
冬の終りに芽を出し、暖かくなると数枚の幅広い線形の葉の間からつぼみをのぞかせ、
早春から急にまっすぐ花茎を伸ばして、花を咲かせます。
そういえば、山梨学院大学の上田監督はこのような座右の銘をもっていました。
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ、やがて大きな花が咲く。」
キレイで大きな花を咲かせるためには、
今の時期にしっかりと基礎的なことを養わないといけませんね。
私は実家が花と大きな関係があり、
小さい頃から花を見て育てきました。
それが原因なのか、色というものにとても興味があります。
色は人を豊かにし、力をくれるような気がしてなりません。
最近は、みなさんの笑い顔や頑張っている顔が、
美しい彩りある花に見えてきます。
個々が笑顔で集まれば、
それはまるで花束のよう☆
目の前にいる人々が笑顔を作り出し、
そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加えてくれる。。。
私はランニング・デポというクラブでたくさんの方と接していますが、
これからも一緒に作っていきたい、
それぞれの彩り、
そして笑顔集まるランニング・デポという名のブーケを。
kenji☆kubo
ちなみにこちらのブーケは全て、私の兄がつくったものです。
イノフラワーズ、のぞいてみてください(^0^)
想いは感染する。
13 01/16
関東地方はスゴい雪でしたね
月曜日に自主練習をしようと思っていましたが、
あの雪ではどうしようもありません。
実業団のころもよくやっていましたが、予定していた練習を次の日にスライド。
しかし、道路はまだ凍結した雪が残り危なくて走れないところがあります。
外はまだまだ寒いし。。。
2月には駅伝のレースもあるし、
そろそろスピード的な刺激をカラダに与えていかなければならないのですが、
この寒さと凍結の道路でテンションが上がりません。
どうしよう・・・
みなさんもこんなことってありませんか?
練習への一歩がなかなか出ないことって。。。
しかし、気がついたら私、新横浜の日産スタジアムに向かって走り出していました。
何が心を突き動かしたのかな、なんてことを走りながら考えていました。
最終的にこれしかないと思うところに辿り着いたんです。
それは、一緒に頑張っている仲間のみなさんだということでした。
私は決してひとりでは走れない人間ですが、
近くで親密な方たちが頑張っていると、自然と自分も引っ張られるように頑張り出すんです。
青島太平洋マラソンのときもそうでした。
不思議なものすね。
これがあまり親しくない方の頑張りではなく、
近くで頑張っている親密な人たちであってこそ、真の力がもらえると思っています。
頭が寒さでカラダを動かせないというセーブをかけているとき、
それを打破する鍵は、やっぱり親しい人たちなの頑張りではないかと
いかに走る仲間をたくさん作れるか。
そのためにはたくさんの仲間がいる場所へ自分の身をおくことが出来るか。
そして仲良くなる努力できるか。
いっしょに頑張れば、心の壁が取っ払われるのがスポーツの素晴らしいところ!
自分が接した分、接した方からたくさんのことをもらえるはずです。
人の力(他力)は本当にスゴいですよ
想いは感染する。
ランニング・デポ
kenji☆Kubo