徳本 一善TOKUMOTO KAZUYOSHI
広島県の美鈴が丘中学校から陸上を始め、中学3年生で全国大会に出場。
法政大学時代は箱根駅伝で2年時に1区区間賞、3年時には2区のラストスパートで駒澤大学の選手を振り切りトップで中継するなど活躍。
また、自身の代名詞といえるサングラスに派手な茶髪スタイルは、朴訥系の多い長距離界では特異なキャラクターとしてマスメディアが大きく取り上げ、「ビジュアル系ランナー」、「爆走王」などとして注目を浴びる。
現在はモンテローザに所属し現役ランナーを続行する一方、駿河台大学駅伝部監督に就任、指導者として新たなスタートを切った。
また、2012年からニューバランスとアドバイザリー契約を締結。
選手としてまた指導者として活躍が期待されるランナー。
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学び続ける
14 03/22
監督として、選手としてこれで良いという事は永遠にこないのだと思う。
なぜ今、日本の選手が世界に通用しないのか?負けてる限り学び続け実践し結果を出さなければならない。
そして世界一を手にしたとしてもきっと更なる欲求、人類はどこまでマラソンを速く走れるのかという世界に挑戦する事になるのだろう。
永遠にこの繰り返し。
関係者には川内選手の走りを見て絶賛し精神論の話をして実業団選手を鼓舞するのではなく、もっと先のマラソン2時間4分、5分台ではしるためにどのようにアプローチしていくのかを答えられるだけの知識と行動を備えてほしい。
いったいどれだけの監督が、走るという事についての知識をしっかりと身に付けているのだろうか?
きっとここまでたどり着くのに犠牲になる選手もいるだろう。
けれどそのたかみに挑戦するだけの選手がいるのかどうか?
日本選手権3連覇しながらも、世界で全く通用しないと関係者にののしられている選手がいる。
だけど今の単調的な日本のトレーニングや精神論だけで片付けられる世界で彼の成長はない。
彼だけではない。彼は日本で一番強い選手だが、その選手が歯が立たないのだから日本の選手は誰も世界に通用するはずがない。
また彼もそれに気づいている。たとえ自分自身が犠牲になる可能性があっても、世界と戦えるアプローチに根拠があれば彼は喜んでその道に進むだろう。
その知識が今の日本の陸上界にないだけではないだろうか?
正直、私自身も同じだった、強くなるためならどんな練習でもしてきた自負がある。ただ私には世界で戦うためのアプローチのやり方が間違っていたのかもしれないと痛烈に感じている。
だからこそ、指導者になった今、また自分がまだ走れているうちに、世界と戦える選手を作れるようなアプローチできる知識を常に求めていきたいと思う。
まだまだ大学のチームも私自身も未熟だけれど、偉大な名監督と呼ばれてきた人たちを超えられるようひたすら学び続けたいと思います。
走るという事について知らないことが多すぎると痛感しています。