川崎 章広KAWASAKI AKIHIRO
パーソナルトレーナーとして活動後、単身アメリカへ留学。アスレチックトレーニング、理学療法やストレングストレーニングを勉強している道中、ニューヨーク発祥のボールをつかったストレッチやローリング法「ヤムナボディーローリング」(YBR)と出会う。身に付けた技術を武器にアメリカ国内を中心にアスリートを指導しながら、自身のトレーニングも続けています。僕の住む町の風景やお気に入りのコースをご紹介しながら、時々トレーニングなんかも綴っていきます。
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【バレエダンサーは、『セルフケア』のスペシャリスト。】
15 12/01
こんにちは!
ストレングス&コンディショニングコーチの川﨑 章広です!
米国で活動していた時のバレエ団のお話。
当時は綴っていなかったことを少しづつ綴っていきます☆
【バレエダンサーは、『セルフケア』のスペシャリスト。】
バレエダンサー、特にバレエ界のトップに立つような人たちは、『己を』知っています。
毎朝、10時からバーレッスンでストレッチをして、己の身体と話します。
そこから、自分の身体が現在、その日、どこに居るのか把握して、
その日の自分の状態に合わせて、ストレッチを長めに入れたり、
ゆっくりと『からだ』を動かしたりと日々身体を感じています。
毎日6~10時間のリハーサルで、2ヶ月に一度は2週間の公演。
キャスティングも4~5くらいのキャストが
(スポーツで言う控えのようなものが4~5軍まで)あり、いつでも代わりは居ます。
体調が悪ければ、怪我すれば、
直ぐに『あなた』のスポット(ポジション)を狙っているのです。
これを毎日毎日、
緊張感のある中でベストパフォーマンスをするために、
毎日トレーニングとコンディショニングを欠かしません。
ここで大きく差が出るのです。
上に行けるダンサーとそうでないダンサー。
私は、少なくともそれを全米トップ5に入るヒューストンバレエ団で4年間、
実際に彼らのコンディショニングのお手伝いもさせていただいていたので今もしっかり覚えています。
当時、ヒューストンバレエ団で働いていた時、
私は、コンディショニングルームというところで、
筋トレやコンディショニングを担当して指導しておりました。
その時、ほぼ毎日、
必ずといってコンディショニングをしにきていたのが、
ヒューストンバレエ団のプリンシパル、ソリストレベルのダンサー達です。
そう、皆さんもお気づきかと思いますが、
彼らのように『トップに入れる人』は、
『自己観察力』が素晴らしく、『自己認識』、彼らの身体を誰よりも知っているのです。
動いて、感じて、ストレッチして、コンディショニングして、
ストレングストレーニングして、動いて、最高の状態をつくる。
最高の状態をつくれるのです。
この流れ、自分を最高に保つ為の『ルーティン』を彼らは持っているのです。
“Where there is a will, there is THE way”
意志あるところに、『あなた』の道が出来る
トップアスリートであれば、
誰もが持っている『自己ルーティン』を
『セルフケア』をもっともっと、
傷害予防、パフォーマンス向上の為に、
日本のスポーツ界、芸術界に広めて行きたい。
それが私の願いで、母国に還元したいという強い『想い』です。
Enjoy your life!!!
Akihiro Kawasaki
“Where there is a will, there is THE way!!”