川崎 章広KAWASAKI AKIHIRO
パーソナルトレーナーとして活動後、単身アメリカへ留学。アスレチックトレーニング、理学療法やストレングストレーニングを勉強している道中、ニューヨーク発祥のボールをつかったストレッチやローリング法「ヤムナボディーローリング」(YBR)と出会う。身に付けた技術を武器にアメリカ国内を中心にアスリートを指導しながら、自身のトレーニングも続けています。僕の住む町の風景やお気に入りのコースをご紹介しながら、時々トレーニングなんかも綴っていきます。
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下半身強化
13 05/02
ご無沙汰しております、あきです。
テキサス州ヒューストンは、昨日はもう30度近くまで、もう夏を感じさせてくれています♪
最近全くブログ更新できていませんでしたが、久しぶりに近況を綴らさせていただきます。
下半身強化、みなさんの中にもされている方も多いと思いますが、
なぜ下半身強化が大事になって来るんだと思いますか?
怪我の予防、筋力走力アップ、バランス強化、などなど簡単に挙げれると思います。
それでは、
なぜ、怪我の予防に繋がるのか?
なぜ、筋力走力アップに繋がるのか?
なぜ、バランス強化に繋がるのか?
そこですよね?
そこがわかれば、もっと効率の良いトレーニングが生まれだされ、
より効果的なトレーニングが出来るようになるのだと思います。
自分は、ストレングスコーチとして、アメリカのテキサス州にあるプロのバレエ団、ヒューストンバレエの学校で働かせていただきました。
いまも、個人的にバレエダンサーをトレーニングしたり、治療したりさせていただいております。
そう、その競技にあった特性に合わせてのトレーニング。
特異性の原則。
バレエは芸術とはいえ、過酷なトレーニングが強いられます。
彼らは、超アスリートで、全身の筋肉(頭のてっぺんから足先まで)を遣い、全てを表現する。
そう、そのバレエのトレーニングを教える立場の自分にとって、
いまや他のスポーツの動きを考えることはそこまで難しくなくなってきました。
まぁ、Cirque de Soleilの人たちの超人たちを鍛えるのかなり難しそうですが♪
http://www.youtube.com/watch?v=hgLdrDFuaHg
で、まず、なぜ下半身強化が必要か?
では、逆に下半身強化をせずにいたらどのような現象が起きるか考えてきましょう♪
まず、下半身が弱いと、
直ぐに疲れる、
ジャンプが飛べない、
脚力が弱くなる、
バランスが悪くなる、
怪我の発生率が高くなる、
などなど。
ということは、強化するとこの逆の結果が期待できますよね♪
そういうことです。
食事でも、睡眠でも同じことが言えますよね。
食事はなぜ大事なのか?
睡眠はなぜ大事なのか?
では、食事をしっかり摂らないとどのような現象に起こりますか?
睡眠も十分に取れないと身体はどうなりますか?
考えてみてください。
自然に、その逆が出来るようになれば身体は変われます。
俺の仕事の役目はそういうことにあると思います。
“こうしたらいいよ”
と、ただ答えを与えてしまうのではなく、
“こうだったら、こうなるよね。じゃぁ、より良くするためにどうしたらいいとおもう?”
本人の考える力を養う、また考え理解してもらい、解決策を一緒に導くこと。
バレエダンサー、アスリートの自立のために、考える力、判断力に磨きをかける。
超一流のアスリート、またセルフケアの出来る人々をもっと築き上げるために、
俺の仕事はあると信じています。
って、下半身トレーニングからの話の道はそれましたが、お話したいことの一つでしたので。
俺(ストレングスコーチ)のあり方を、お話させていただくのが♪
下半身強化、
臀筋を鍛えることでの身体の切り返し、強い蹴り、骨盤安定、バランスアップなどが図れます。
つまり、スクワットやステイショナリーフロントランジ(戻る時に、しっかり蹴りながらお尻を使う)、バックエクステンション時に股関節エクスターナルローテンションを入れて行う動き。
クアド(大腿四頭筋)を鍛えることで、アクセル、ブレーキの強い発揮。
スクワット、ジャンプスクワット、レッグエクステンション、シッシースクワットなど。
ハム(ハムストリング)を鍛えることでの相乗効果、クアドとハムの比率は3:2が理想。
クアドが3、ハムが2。
ワイドスクワット(スミスマシーンを使ってのバーに寄りかかるイメージでのお尻、ハムメインのスクワットも効果的)、レッグカール、椅子こぎカール(廊下などで椅子に座って踵で漕ぎ前に進む動き)など。
個人的な意見。
週一での下半身トレーニングを現在1ヶ月以上継続(まだ始めたばかりですが)。
これだけでで、サッカーした時、ランした時の足の疲れ、蹴り、前に進む推進力、切り替えし、
全然違います!!!
皆さんも、下半身トレを入れて、怪我の予防、また一つ高いレベルでの競技パフォーマンスをされては如何でしょうか♪
Where there is a will, there is THE way…
Enjoy your life,
Akihiro Kawasaki