小谷 祐子Kotani Yuko
学生時代にトライアスロンをやっていたのが、別人としか思えない日々が悲しくなり、2008年さいたまシティマラソンで大会再デビュー。2010年、ウルトラマラソンは97kmでタイムオーバー。その後走れない日々が続きましたが、2012年湘南国際マラソンで3年ぶりのフルマラソン完走。ゴールすることの素晴らしさ実感中です。ベースボールマガジン社の『クリール』や、フリーペーパー『STEP』、「千葉真子BEST SMILEランニングクラブ」の会員向けメールマガジンの執筆などさせていただいています。毎月、首都圏を中心に大会取材に出かけています。ランナーの生の声を集めながら、情報発信していきたいと思います。
RECENT POSTS
さいたまシティマラソン、見事完走〜☆
13 04/09
「鉄は熱いうちに打て」といいますが、マラソン完走レポートも、早く書くべきですね。
いろんな感動な思いとともに、体の痛みやらも遠い過去のものとなりつつありますが〜〜
走って来ました、さいたまシティハーフマラソン!!
前日は、ゼッケン引き換えに開会式に参加〜埼玉の星、最強市民ランナーの川内優輝選手と、美しい大島めぐみさんの姿を拝んできました〜〜ホントに素敵なお二人♪
今回は、旦那ちゃんが初レースに臨むというので、自分のことよりも、旦那のことが心配で心配で〜〜
…というのも、さいたまシティー、ハーフなのに関門が4カ所もあるんです!
○第1チェックポイント 約 7.4km 66分以内(9時36分)
○第2チェックポイント 約10.1km 85分以内(9時55分)
○第3チェックポイント 約14.4km 116分以内(10時26分)
○第4チェックポイント 約17.6km 138分以内(10時48分)
この関門突破ができるかいなか、、、
練習でも、旦那ちゃんはこれより速いペースで走ったことはなかったし、距離も12、3キロしか、最長で話ってなかったし、
現実は第二関門突破が目標でした。
初レースが完走できないものになってしまうのか、、、本当に申し訳ないという気持ちをかかえながら、スタート!!
スタートは、見事ふたりして最後尾からでした〜〜スタートから11分経ってました。この時点で早くもハンデ、、、
1キロほど二人して一緒に走ったのですが、「こたに、先に走っていいよ」というので、
私は先に行くことに、、、
たしかに、私がとなりで「大丈夫?大丈夫?」なんて声かけていると、うっとおしいだけだし、、、
自分が関門突破するたび「ここを旦那ちゃんも走れますように!!」と祈りながら走ってました。
でもって、私も練習不足だったので、すごく苦しかったのですが、
「夫はこの何倍も苦しいんだ〜」と思いながら走ってました〜〜
今回、私と夫は、これで走ったのですが、、
サッカー、浦和レッズのレプリカユニフォームです!
サッカーのまち、浦和でこれ来て走ると「レッズがんばれ!」って声援もらえるんです。
…けど、私は第三のユニフォーム、グリーンにしたため、ほとんど応援されず(涙)
でも、旦那ちゃんは、このユニフォームのおかげで、すっごくたくさんの人に応援されて、
その応援の声のたび、元気がでたそうです!
私のゴールタイムは、、
自己ベストでもなんでもない、まあ、練習不足の割にはがんばったかなっていうタイムなのですが、
本当に辛かった、、、、
で、ゴールしてから携帯確認しても、夫から「関門突破できなかった」メールが届いていないので、
「まだ走っているんだ〜〜」と思ったら泣けて来て、
コースの歩道を、逆走することに。第四チェックポイントまで、近道すれば3キロもないからと思って走っていたら、自分がこれまで抜いて着た人がたくさんいて、最後尾だった夫がここにいるはずないって思ってたら、、、、
我が夫がやってくるではありませんか〜〜!!!!!
きゃ〜〜〜〜!!!! 関門突破している〜〜!!!! もうこれでゴールできる〜〜!!!
って思ったら、嬉しくって嬉しくって〜〜〜
「もう歩いてもいいよ〜」って私は言ったんだけど、止まらないって決めたらしい旦那ちゃん、走り続ける〜〜
ただもう、一言も声は出せない〜〜でもリズムよく、何処かが痛いってことはなく、走り続けてくれました〜〜
嬉しくって嬉しくって、、、
ゴール手前では、市長も抜いて、、、
見事制限時間内で完走です〜〜やったあ〜〜!!!
ゴールしたあと、すっごい疲れたみたいだけれど
「水がこんなに美味しいんだ〜〜なんてうまいバナナだ〜」ってホント嬉しそうで、、、
「もっと練習したらもっと楽しく走れるかな?」と言ってくれました、、、
レース中は
「坂道を上るたびに、『こたにが大好きな坂道だ〜』って思ってがんばったよ」とか
「とにかくリズム、リズム、フォームを崩さないように、ってこたにに言われたこと意識したよ」とか、
言ってくれちゃって、、、
うれしいよお〜〜(涙)
今回は、地元だったので、義理の両親も応援にきてくれて、
コース上でもみつけたし、ゴールをとても喜んでくれました。
また来年も一緒に出たいです〜〜
「次は湘南でようね」なんて話してます、あ、まだフルマラソンにはチャレンジできませんが。
ハーフを楽しく走って、いずれふたりでフルマラソンチャレンジしたいです。
自分ひとりで走るだけではない、最高の喜びを感じました。