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小谷 祐子Kotani Yuko

  • ご職業

    フリーランスライター

  • ランニング歴

    4年4カ月
  • 自己記録

    フルマラソン:4時間1分46秒

  • お気に入りのコース

    埼玉スタジアム周辺

  • 今までの大会出場経験

    さいたまシティマラソン
    東京ベイ浦安シティマラソン
    つくばマラソン
    かすみがうらマラソン
    湘南国際マラソン
    磐梯高原猪苗代湖マラソン
    戸田彩湖ウルトラマラソン

学生時代にトライアスロンをやっていたのが、別人としか思えない日々が悲しくなり、2008年さいたまシティマラソンで大会再デビュー。2010年、ウルトラマラソンは97kmでタイムオーバー。その後走れない日々が続きましたが、2012年湘南国際マラソンで3年ぶりのフルマラソン完走。ゴールすることの素晴らしさ実感中です。ベースボールマガジン社の『クリール』や、フリーペーパー『STEP』、「千葉真子BEST SMILEランニングクラブ」の会員向けメールマガジンの執筆などさせていただいています。毎月、首都圏を中心に大会取材に出かけています。ランナーの生の声を集めながら、情報発信していきたいと思います。

横浜国際女子マラソン終了〜だったらさいたま、どうですか?

14 10/24

昨日知った驚きのニュースといえばこちら。

横浜国際女子マラソンが終了、財政難を理由に継続を断念

全国各地でマラソン大会が開かれ、ランニングブームも定着した感があり、
個人的には自分を含めランニングを楽しむ人が増えていると感じる一方、
世の中に映るマラソンの現実はこうなんだよっていう、
強烈パンチを食らった気分で、とてもショッキングでした。

国際陸上競技連盟が公認する、
女性だけの初マラソンであった東京国際女子マラソンが
2009年からその舞台を横浜に移し、今年6回目を迎えた横浜国際女子マラソン。

私も過去二回、現地にいき、応援したり取材してきました。

2012年の応援時のブログ〜我ながらおもしろいこと書いている、笑

2013年は雑誌『クリール』の取材で行かせていただきました。
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大会に出場するための3時間15分というタイムをクリアし、
スタートラインに立った女性ランナーはみな本当に素敵でした。

実際に、こうした大会に出場経験のあるランナーから、
女子だけの大会のよさをたくさん聞いています。

テレビやラジオで見たり聴いたりするだけではない、そして自分が走るのとも違う
『現地に行って見る』というマラソンの楽しさを教えてくれたのも、
私にとって横浜国際女子マラソンだったので、
今回の決定はとても残念です。

財政難とのことで、横浜市や朝日新聞社で??と、
それもまたショックなんですけれど、さもありなんとも思い、
何とも言えないのですが、

それでも一方で、世間がマラソン大会を歓迎しないムードというのも、
一部では確実にあるな、と感じています。

ひとつは公道を使うということで、道路規制に対する目はどうしても厳しい。

先日、新潟シティマラソンに取材に行きましたが、
この大会、フルマラソンの制限時間は5時間ですが、
以前は制限時間4時間という大会だったようです。

「ホント困っちゃうんだよね。お年寄りの観光客を◎◎まで乗せていたんだけど、
交通規制をしているから手前で下ろさなきゃいけなくて申し訳なかった。
我々の商売はやりづらくてしょうがない。4時間に戻して欲しい」
というタクシーの運転手さん。

2007年に始まった東京マラソンがきっかけとなり、制限時間6時間、7時間という
マラソン大会が増えてきましたが、
そういえば私が学生時代だった、20年前は、マラソン大会の制限時間はほとんど
4時間とか4時間半だった気がします。
(初マラソンのつくばは途中歩道を走らされなんとかゴール、4時間57分くらいでした)

私の住むさいたま市も、
「さいたまシティマラソン」というハーフマラソンを開催していますが、
車社会であるさいたま、交通規制が厳しく、
関門は4カ所、スタート時間は8時半、制限時間は2時間40分です。

「さいたまシティマラソンをフルマラソンに」という動きがありますが、
交通規制のことを考えると、ちょっと厳しいのでは、、、と個人的に感じています。

フルマラソンの大会はほかにも全国各地にたくさんあるし、
なにも走らない人を敵に回したり、迷惑をかけたりしてまで、
走りたくないなあって、個人的には思っちゃうのですが、、、

今回の横浜国際女子マラソンの終了を聞いて、すぐ思ったのは
「だったらさいたまシティマラソンをぜひ女子エリートの大会に!!!」

最初は自分でもギャグだと思っていたのですが、
もしかして、ありかもって思っています。

東京マラソンや今度始まる横浜マラソンのように、
市民ランナー参加型のマラソン大会ではなく、
3時間15分などの持ちタイムを持つエリート選手だけの大会でしたら、
交通規制の時間が短縮できます!

「女だけかよ! 男も走らせろ〜!!」って声には、
名古屋ウィメンズ大会を習って、
ハーフマラソンの大会を同時開催するっていうのはどうでしょう?

何でも聞く所によると、
名古屋ウィメンズを走っている女性ランナーを飲み込み、
走ることは、男性トップランナー的にはモチベーションがあがるらしく(笑)

ハーフとフルを併設する運営ノウハウは、
それこそ、新潟シティマラソンに習ってみては?
(新潟アルビレックスランニングクラブが相当力持ってますよ〜〜
浦和レッズ的にも負けたくない!!笑)

それといちばん大事なこと!!!(個人的に!)

「さいたまを走る男性ランナーは優しい!」ってこと〜!!!


男女混合レースでトップを走る女性ランナーの場合、
男性に囲まれて、あれは走りやすいの? と聞いたら、

「風よけにする男性もいる」という、女を盾にするどうしようもない男性ランナーもいるようですが、
「さいたまシティの男性ランナーはみんな、給水も譲ってくれたしペース落ちてきたときも声かけてくれたりして親切だった〜!」

ですってよ〜!!!

さいたまに女子のエリートが集う!
応援する男性ランナーは、みなハートがイケメン!!

どうよ!?
これなら、来る方も迎える方も、ハッピーになれるんじゃないでしょうか??

半分冗談ながら、
けっこうマジで思っています。

日本陸連をはじめ、
さいたま市、埼玉県のマラソン関係者のみなさん、
そしてランナーのみなさん、
ご参考にいただければ幸いです。

「横浜国際女子マラソンのつぎは、さいたまで!
美ジョガーとハートイケメンランナーといえば、さいたまだ!」

ださいたま、返上するチャンスです。
どうでしょう??